園長コラム

2017.09.29

スポーツフェスタの余韻

数年に一度、天気に悩まされることがあるスポーツフェスタですが、今年は相手が台風ということで諦めもつきました。気持ちを切り替えて翌週から再スタートだと思っていると、職員以上に子ども達が「練習したい!早くしよう!」と意欲的で驚きました。きっとご家族の皆様の期待も感じていたのだと思いますが、年中・年長組の子ども達は日々繰り広げられる勝負の中で「勝ちたい」「勝つにはどうしたらいいか?」と、徐々に気持ちも高まっているようでした。

その思いが通じたのか、23日は雨も降ることなく、涼しくて過ごしやすい天気の中でスポーツフェスタを行うことができました。一度は延期となったスポーツフェスタでしたが、当日はたくさんの応援をいただき、子ども達は持てる限りの力を発揮してくれたと思います。保護者の皆様、ありがとうございました。又、家族の食事の時間や団らんの時間によくスポーツフェスタのことが話題になったのでしょう。「勝ちたいから〇〇をする」「勝つために〇〇をやってみる」という話をいろんなところで耳にしました。クラスが団結していくスポーツフェスタですが、この行事を成功させるにあたり、ご家庭の団結力も大きな力となっておりました。重ねて感謝申し上げます。

そして、9月から2学期が始まり、子ども達が夢中になって駆け抜けた3週間でしたが、園内にはまだスポーツフェスタの余韻が残っています。フレッシュタイムでは、自分達が踊ったダンスの曲が流れるとノリノリで踊ったり、かかっている曲が他学年のダンスの曲でも、どこで見ていたのかなんとなく踊りはじめます。本園における行事は、普段の生活や子ども達の「やりたい!」「見せたい!」に裏付けられた練習の延長にあるものだと考えられています。日常からかけ離れた期間限定の“訓練”や“修行”はあまり行いません。ゆえに、スポーツフェスタが成功だったかどうかというのは、その後の子ども達の様子から感じ取ることができます。一緒にがんばってきた仲間たちとはより関わりが密になっていきますし、当日感じた充実感を自分の中で反芻する様子や、憧れの年長さんの組体操を真似する姿が見られます。そんな姿を見ていると、大変手前味噌ですが、成功だったかなと思っています。あとは、この短く濃密な時間で育まれた子ども達の感性がゆっくりと定着していくよう、これから担任達が進めていく手立てに期待したいと思います。そして、ゆるやかに秋の落ち着いた時間へと移っていきます。

最後に、年少・年中と、2年間のスポーツフェスタでいつもの姿を見せることができなかったのに、最後の年長でビシっとかっこいい姿を見せてくれたお子さんがいました。人前が苦手なのか、みんなで一緒に何かをすることが苦手だったのでしょうか。しかし、「この子はきっと本番で素晴らしい姿を見せてくれるはずだ」と信じて、無理に練習に引き入れることもなく、その子が他の遊びに飽きるまで辛抱強く待ち、そっと支えてくれた担任やフリーの先生方に感謝したいと思います。いつもありがとうございます。

 

園長 三宅貴之

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