園長コラム

2017.11.30

生活発表会に向けて

短い秋が終わり、いよいよ冬の到来です。師走のむかばき下ろしも冷たくなっていくでしょうが、子ども達と担任には熱いものが沸々と湧いてきています。生活発表会が間近に迫っています。

東幼稚園はこの生活発表会で1年を終えます。

ひよこ組は短いオペレッタを、年少組はダンスを、年中組は劇を、年長組は演奏を行います。どの学年も、その学年らしさが十分に出た演目になります。どうぞ楽しみにしてください。

そして、この生活発表会においても、担任と子ども達、子ども達同士の関係性がとても大事になります。スポーツフェスタを教えるのではなく、スポーツフェスタで教える。ひろし先生が毎年用いるフレーズですが、生活発表会でもそれは同じです。ただし、生活発表会でのクラスの絆にはスポーツフェスタとは違う意味合いがあります。スポーツフェスタは、競う相手(同学年の他クラス)があってこそ、クラスで話し合いをし、試行錯誤の中で団結力が高まりますが、生活発表会にはそれがありません。この取り組みを成功させる鍵は、各々のクラスが自分達の理想に挑戦する時間だという自覚です。「勝つためにはどうしたらいいか」から一歩進んだ「私達はどうありたいのか」を日々のプロセスの中で自問自答していく時間なのです。正解などありません。

たまご組は大好きな保護者と一緒に舞台に立つ経験です。ひよこ組は担任と楽しい時間を共有する経験です。いずれも、自分が表現者であるという認識はまだない年齢かもしれません。でも、年少組になれば、観ている保護者を意識した練習になります。年中組は、仲間の中で表現しているという意識を持っています。年長組になれば、仲間と作り上げているという意識をきちんと持っています。学年毎の認識力に違いはあっても、一人ひとりの子ども達が主体的に参加しているのです。

生活発表会の当日を迎えるにあたり、保護者の皆様にお願いしたいのは、演目の出来栄えや我が子の配役・衣裳などではなく、育っている姿・以前の我が子にはない姿に着目していただきたいです。他の子・他のクラスと比べてどうだ、ではなく、過去の我が子と比べてどうなったのかということをよくご覧になってくださいね。

そして、可能な限り、最後までご覧になってください。

年少・年中組の保護者の皆様でも、年長のこの時期の子ども達の姿を目にしておくことは、これからの幼稚園生活においても見通しを立てることができると思います。どうぞよろしくお願いいたします。

園長 三宅貴之

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