園長コラム

2020.06.01

子育て雑談

短い春が終わり、夏がもうそこまで近づいて来ています。

緊急事態宣言も解除され、気持ちは晴れやかですが、間もなく梅雨入りしそうです。

初めての集団生活や、新しいクラスの友達と過ごすことが楽しくなってきた子ども達です。担任達の保育記録を見ても、個々人のエピソードから誰かと誰かのエピソードに内容が変わってきました。子ども達同士の関係性が生まれていますね。園庭にプールを設置し、6月からはプール遊びや水遊びも始まります。楽しみにしていてください。

さて、今回は、子育て中のある先生と以前に話した内容を取り上げてみます。

その方は独身時代に小さい子のクラスも担当したこともある先生で、自分が子育てをしていくにあたってはそんなに困ることもないだろうと思っていたようでした。しかし、実際に親になって我が子と関わってみると、園の子ども達に保育をしていたときのようにできないことにとても困惑したという話をしてくれました。私自身は、子育てに関して、我が子に自ら働き掛けるというよりは、美鶴先生の相談にのるというスタンスだったため、子育て中の皆様に『子育て論』など語れませんが、この先生の話は少しだけ理解できる部分があります。幼稚園の子ども達は、たまに“おいた”をすることも含めてとても愛おしい存在ですが、一人の人間として客観的に、又、寛容に見ることができます。でも、それが我が子になると、自分や伴侶の分身であるがゆえに、思いが強くなってしまい、要求レベルが高くなりますし、時には自分を責めたり、子育てに自信を無くしてしまうのだろうと思います。

又、こんな言い方もできます。幼稚園の子ども達は大なり小なり、「幼稚園は社会生活をするところ」ということを理解していて、家でスイッチを切って過ごしている姿とは基本的に違います。よく保護者の中に、「家では全然私の言うこと聞いてくれないんですよ。先生達はすごいですね~」と仰る方がいらっしゃいますが、それは幼稚園が楽しかったり、先生のことを大好きだったりすることもありますが、子ども達自身がしっかり使い分けをしているということだと思います。それもまた成長の1つの姿です。

と、そんな話を玲子先生にしていたら、「どんな人でも、子どもが産まれたら“親1年生”ですよね」と教えてくれました。子育てには飛び級制度はなくて、子どもの成長とともに起こる出来事一つ一つに悩んでいくしかなくて、答えなどなくて、完璧にも出来なくて、子どもを変えるより自分が変わる方がお互いにとって良くて、それがきっと親としての成長というわけで。自分を責める必要などなくて、悩みがあれば旦那さんや子育て仲間に聴いてもらって、「次はこうしよう!」と決めたら、さっさと寝てしまう方が健康的です。子育て中の皆様に私から送ることができるエールは、

「悩んでいるんだったら、良い子育てをされているということだと思いますよ」

園長 三宅貴之

資料請求・お問い合わせ

資料のご請求・ご見学については、下記からお気軽にご連絡ください。