園長コラム

2020.07.18

子育て雑談 2

今年の梅雨時期の大雨は、九州各地に大きな被害をもたらしました。亡くなられた方々のご冥福と、被害にあわれた皆様が1日も早く日常を取り戻していただきますよう、心よりお祈り申し上げます。

もうそろそろ梅雨明けし、週明けから暑い夏がやってきそうです。

1学期という時間を過ごして成長した子ども達ですが、2学期に繋がる時間を過ごしてほしいと思っています。移動の自粛要請等はまだありませんが、充実した夏休みになるよう各ご家庭が工夫されていくのでしょう。「どこかへ連れて行かなくては!」と焦る気持ちもあるかもしれませんが、私は個人的に、非日常的な体験もいいですが、近所を散歩したりして身近な環境にじっくり触れたりすることも子ども達にとって意味があると思っています。小学校高学年になった娘達に聞いても、幼稚園時代の冬休みに家族で行った温泉旅行などは忘れています。でも、長女がひよこ組・年少組だった2年間、毎朝私の自転車の荷台に乗って幼稚園に通ったことはしっかり覚えていたりします。幼児期の原風景というのは、そんな身近な場所にあるのかもしれません。

今回は、子育て雑談として、男性の子育てについて感じることを書いてみます。

「イクメン」という言葉が登場し、今でこそ男性が育児を一緒に行うことは珍しくなくなりましたが、それもここ十数年に起きた大きな変化でした。小さい赤ちゃんを抱っこ紐で前に抱えて参観日に来られる。朝は出勤ついでにお子様を園に連れて来られる。夕方、仕事を終えてお迎えに来られるお父さんもいます。主任のひろし先生も、ある曜日になると、「今日は子ども達をお風呂に入れて夕飯を食べさせなくてはいけないので・・・」と早めに帰宅したりします。今のお父さん方は本当にすごいなあと感じています。

又、すごいと感じる理由がもう1つあります。

それは、きっと親であるご自身はそういう子ども時代を過ごしていないにも関わらず、自分たちは我が子のために新しい時代の子育ての形に挑戦しているように見えるからです。育ったように育てていないと言っても良いかもしれません。私世代(ロスジェネ世代)の幼少期は、近所に子どもが多かったこともあり、悪く言えば“放ったらかし”で育っています。幼稚園には子どもだけで歩いて登園していましたし、帰ってきたら公園に集まって友達と遊び、暗くなりだしたら帰宅するという生活をしていました。子どもは子どもの中で勝手に育っていたんですね。今はそんなことはできませんが、その当時は、子どもが家族というチームの中心に据えられて機能するという時代ではなかったと記憶しています(うちだけかもしれませんが・・・)。

そんなことを考えながら、幼稚園も「子どもに教育を施す学校」から保育機能を備えて子育て支援を、そして、今は家族を支え、地域作りをしていく時代なんだと感じています。「東幼稚園のある生活」。そんなフレーズが頭の中に浮かびます。

園長 三宅貴之

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