園長コラム

2021.07.02

子育て雑談

梅雨入りしましたが、晴れ間も多くあり、夏らしい暑さも感じるようになりました。

園庭からは水遊びやプール遊びをする子ども達の「キャッキャッ♪」という楽しそうな歓声が聞こえてきます。幼稚園生活にも随分慣れてきて、水と触れ合う中で自分を発揮してきているなと感じています。又、19日(土)には今年度最初の参観日も開催されました。3会場に分かれて各学年やクラス毎で行われた参観日でしたが、幼稚園で過ごす普段の様子を感じていただけましたでしょうか。保護者がいらっしゃることでいつもの姿ではなかったお子さんもいらっしゃったようですが、まだまだ成長はこれからです。5月末から取り組んでいたライブ参観日の映像もぜひご覧になってくださいね。

さて、今回は子育て雑談ということで、男の子の子育てという話をしてみます。

今の多様性や個性を尊重する時代、“その子らしさ”を大切にする時代に“男の子らしさ”“女の子らしさ”というキーワードは時代遅れなのかもしれません。決めつけはよくないですが、性差による傾向性というものを切り口にすることは、その子を理解するためにある程度有用ではないかと考えています。ある職員の悩みはこういうことでした。

「うちの子は、お弁当の日でも、帰宅してから“美味しかったよ”と言ってくれません」

私だったら母に言うのにな~、私の育て方が悪かったのかしら・・・という思いもあり、男の子の子育てって難しいな~と感じていらっしゃるようでした。しかし、その話を聞いた私とひろし先生は即座に顔を見合わせ、「それって、たぶん普通ですよ」と返しました。もちろん、そういった気の利いた一言が言える男の子もいるのでしょうが、大抵は「美味しかった?」と聞かれるから「美味しかったよ」と答えるのだと思います。女の子は共感力が高いので、「美味しかったよ~」と伝えることで母が喜ぶことを学習しますし、人が喜ぶポイントに気づくこともできます。幼稚園でも「髪切った?」「髪型変えた?」「かわいい~♪」という女子トークが日常的に繰り広げられています。ですが、男の子同士でそういった会話をしている様子はあまりありません。せいぜい、「あ、たんじろうのマスク!」という言葉に「フフフ」と反応するくらいです。そういった感性が無いのではなく、単に彼らにとって重要でない(優先順位が低い)のだと思います。又、男の子は幼稚園での様子を教えてくれないというのも保護者の皆様の悩みあるあるだと思いますが、男の子は幼稚園や学校で起こったことを親と共有して共感してもらいたいとあまり思わないのかもしれません(私やひろし先生はそうでした)。

親子だけど違う人間だし、自分が感じたように感じないこともある。人としてのたしなみは大事だけど、他人を傷つけたり、迷惑をかけたりしてないなら、それでいいのかもしれない。そうやって考えると、ちょっとだけ子育てが楽になるかもしれません。

園長 三宅貴之

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