園長コラム
ご入園・ご進級おめでとうございます
本園にご入園いただくご家族の皆様、誠におめでとうございます。そして、昨年に引き続き、進級されたご家族の皆様、ご進級おめでとうございます。今年度も皆様とこういったご縁をいただけたことに深く感謝申し上げます。
この3年間、コロナウィルス感染防止の取り組みの中での園運営が続いていましたが、5月には2類から5類の感染症へ移行することが予定されています。そんな3年間を年少・年中・年長児として過ごした子ども達が先月無事に卒園し、幼児期の学び・育ちを十分に遂げた子ども達を小学校に送り出すことができたことを嬉しく思っています。
そしてまた、本園に期待を寄せて入園してこられる子ども達やご家族との出会いの機会をいただき、新たな気持ちで新年度をスタートさせます。入園案内でもお伝えしていることですが、子ども達の成長を願いながら、ご家庭と手を取りあってがんばっていくというのが本園のスタイルになります。どうぞよろしくお願いいたします。
私はこの“のびっこ便り”の園長コラムの中で、今わたしが考えていることや感じていることをお伝えしていきます。多様性の時代と言われ、保護者の皆様も様々な価値観をお持ちかと思いますが、その琴線に触れるようなお話ができればいいなと思っています。新年度早々ではありますが、今回は一つご提案したいお話があります。それは、
『その子の良いところを見ていく』というお話です。
我が子のことを思い熱心に子育てをしていると、どうしても、できていない部分(欠点?)に目が行きがちになったりします。それが気になってイライラしてしまったり、うまく導いていけない自分を責めて自信を無くしてしまうこともあるかもしれません。しかし、まずはその子の良いところを見つけ、それを伸ばそうとしていくことから子育てに臨んでほしいと思っています。これは、皆様の大切なお子様を迎え入れる私達職員にも言える話でもあり、又、職員育成にも繋がっていく話です。東幼稚園のベースにはこの『長所伸展法』の考え方があります。先月行われた卒園式の中でも、園児の名前を呼んで、修了証書を受け取るまでの7~8秒間でその子がどういったお子様なのかを紹介する場面があるのですが、その短い文章の中でも、実に良くその子の特徴を捉えた肯定的なお話を耳にすることができました。今年度も、そういった心持ちで新入園児や進級児を迎え入れ、寄り添い、導いていきたいと思っています。
4月1日より保育を必要とする新入園児が登園してきました。入園式後の10日から登園してくる新入園児もいらっしゃいます。新たな環境に涙する子ども達を受け止め、保護者の不安に寄り添い、一緒にがんばっていきたいと思っています。
1年間、どうぞよろしくお願いいたします。
園長 三宅貴之
資料請求・お問い合わせ
資料のご請求・ご見学については、下記からお気軽にご連絡ください。