園長コラム

2023.06.05

変わらないために変わり続ける

初夏も過ぎ、いよいよ夏のような暑さを感じる季節になりました。

子ども達も職員も半袖で過ごすようになり、朝の体操を終えた子ども達の額には汗が輝いています。夏が近づいていることを感じますが、もう間もなくすると梅雨に入っていきます。この過ごしやすく外遊びが充実している時期にたくさん園庭や戸外で遊んでほしいなと思っています。

13日の土曜日には、3年ぶりに3学年揃っての参観日&PTA総会を行うことができました。あいにくの雨天でしたが、人数制限も行わず、とても賑やかな参観日となりました。新入園児の保護者の皆様にとっては初の参観日。進級児の保護者の皆様にとっては進級後初の参観日になりましたが、どのような感想を持たれたでしょうか。もしかすると、たくさんの大人がいることにびっくりして、保護者から離れないお子さんもいらっしゃったかもしれませんが、それも今だけの姿かもしれません。又、懇談会等で保護者の皆様同士でお友達はできたでしょうか。PTA総会でもお伝えしましたが、“園とご家庭が手を取りあって子ども達のためにがんばっていく”というのが東幼稚園のスタイルになります。“幼稚園教育は幼稚園だけで行います”でも“ご家庭での子育てはご家庭でお願いします”でもありません。昭和42年(1967年)に私の祖父がこの幼稚園を作ってからというもの、環境や職員も随分変わりましたが、ずっと変わらず、そして、これからも変わらない本園の哲学(存在理由)をお伝えしたところです。東幼稚園のこの哲学が変わらないように、変わり続けて(進化し続けて)いこうと思っています。

6月にも参観日があります。今度は3学年が3会場に分かれての親子参観日になります。5月の参観日&PTA総会もでしたが、幼稚園の通常運営の形を何とか思い出しながら、一つ一つ丁寧に進めているところです。今年度はエース級の先生方に担任からフリーになっていただき、若手に一新された現場をフォローする体制になっています。元気いっぱい・やる気いっぱいで頑張っていますが、至らない点もあるかと思います。ご不安な点やご心配なことがありましたら遠慮なくご相談くださいね。

さて、24日(水)には、(これも大変久しぶりですが)祖父母参加のじゃがいも掘りに行ってきました。祖父母の皆様はお孫さんと一緒に畑まで歩いて行くのですが、一人の女性に声を掛けられました。「先生、最後(の孫)じゃから来たわ!」と、とても嬉しそうなご様子でした。一番上のお兄ちゃんはおそらく高校生くらいのはずで、こちらのご家庭とは13~4年のお付き合いになります。毎年のように芋ほりでお会いしていたのですが、このコロナで会うことが少なくなり、久しぶりにお会いできたときに、10数年という長い時間の流れを感じて、少々感傷的になりました。こちらの女性はもちろんのこと、ご家族の皆様にとっても思い出に残る1年になりますように。

園長 三宅貴之

資料請求・お問い合わせ

資料のご請求・ご見学については、下記からお気軽にご連絡ください。