園長コラム

2023.07.07

6月のあれこれ

梅雨真っ只中ですが、時折晴れ間がのぞくと気温が30度を超え、蒸し蒸しとした夏の暑さを感じます。

子ども達は、幼稚園に来ると廊下から外を眺め、「今日は晴れるかな~?」「プールできるかな~?」と悩ましい表情をしています。プールができると分かるとテンションはMAX!になっているはずですが、そのままプールに入って行くとケガや事故の元。担任からの諸注意を聞いて心を落ち着かせ、ゆっくりとそ~っとプールに入っていく姿があります。そして、大好きな水と遊ぶ中で、その子本来の姿が現れてきているような気がします。又、同じ晴れ間の日に「○○組はお散歩に行ってきまーす!」という担任の元気な声とともに、保育園部の子ども達もお出かけを満喫しているようです。

17日には年少から年長の3学年が3会場に分かれて親子参観日を行いました。それぞれの会場を巡ったので全てを見ることはできなかったのですが、年少の体操やマラソン・製作の様子、年中のレクレーションの様子、年長の大型製作の様子を見ることができました。年少組のお子さんは、体操の時などに保護者がいらっしゃることでいつもの様子でない子もいましたが、製作の様子を伺った時には親子で落ち着いてゆったりと活動をしている姿がありました。保護者を後追いすることもいずれ無くなっていくのだと思います。年中は親子で身体を動かす時間でしたが、年少組の頃とは違う心身の成長を感じていただけたのではないでしょうか。年長組は大型の親子製作でしたが、保護者の技やアイデアを伝授されながら、思い思いの作品が出来上がっていました。最後の挨拶でも申し上げましたが、本園ではプレ活動という時間があって、子ども達がどんなことに興味を持っているか、どんな力が育っているのかを確認し、主活動でそれを広げたり深めたりするような流れがあります。先月号にて、“幼稚園の教育は幼稚園だけで行います”ではありませんとお伝えしたのは、保護者の皆様の援助や与えてくれるインスピレーションが子ども達の意欲を高め、又、ご家庭での子育てにも良い影響をもたらしてくれることを期待しているからです。ご参加いただいた3学年の保護者の皆様、ありがとうございました。

そして、その日の夜には4年ぶりに幼稚園部のPTA懇親会が行われました。

役員さんと担任・副担任、園長の私と主任2人も加わり、総勢40数名でワイワイと盛り上がりました。私は普段あまり保護者の方と密にお話をすることがありませんので、こういった機会はとても貴重です。お子さんへの思い、園や担任への期待など、いろんなお話を聞くことができました。今年も個性豊かな役員さん達とP(ポジティブに)T(楽しんで)A(ありがとうの気持ちで)の活動を進めていこうと思います。

園長 三宅貴之

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