２学期が始まります

今年は雨の日が多い夏でしたね。急な豪雨に悩まされたり、台風が近くを通ったり・・・。雨雲レーダーには助けられましたが、天気予報も外れることもあって、ぶどう狩りなどの夏のイベントの開催に大きな影響がありました。天気はこちらでコントロールすることができませんが、自然の雄大さ・不確実さを感じた夏でした。

しかし、そんな暑さもだんだんと和らいできて、朝・夕はエアコンに頼らなくても過ごせる時間も生まれています。寒暖差に体調を崩されないよう、子ども達だけでなくご家族の皆様もお気をつけください。

そして、本日より２学期がスタートしました。夏休みも幼稚園にて各学年それぞれ友達やご家族との楽しい思い出を作る機会を作りましたが、幼稚園以外でもご家族の思い出はできたでしょうか。久しぶりに会う先生や友達と夏の思い出を共有しながら、少しずつ幼稚園モードに移行していきます。9日（土）には早速保育園部の運動会も行われます。幼稚園部においても、中旬に自由参観日を３日間設けます。加えて、自由参観日の中の１日に給食参観ができる日を作ります。“幼稚園の給食でどんなものを食べているのかな？”、“どんな雰囲気で食べているのかな？”、“うちの子は量を食べる方なのかしら？”等々、気になっていることと思います。クラスの中には他のお子さんもいらっしゃいますし、食事の指導をしながら担任達も給食を食べなくてはいけないため、最初の10～15分ほどの時間に限らせていただきますが、どうぞご覧になってください。

さて、夏休みも多くの子ども達が幼稚園の中で過ごしましたが、シフトの調整をしながら何とか時間を作り出し、先生方も研修に出掛けたり、リモートの研修を受けることができました。中でも、（一社）宮崎県幼稚園連合会の教職員研修大会が久しぶりに対面形式の宿泊研修として開催されました。400名以上の先生方が一同に会して行われましたが、宮崎県内にこれだけの頑張っている同志がいることを体感できて、とても感慨深い時間でした。又、７月１３・１４日の２日間で行われた設置者・園長研修大会福岡大会では、青山学院大学陸上競技部監督の原晋氏の講演も聞くことができました。とても上手に話をされる方で、内容も分かりやすかったです。ご自身が監督に就任されてどんな道を歩んできたのか、どんな戦略・戦術をもって青山学院大学陸上競技部を強くしていったのかなどを詳しくお聞きすることができました。特に感銘したのは、原監督がとても緻密な方法論を持ち、人が育つ仕組みを築いていらっしゃることでした。“名選手、必ずしも名監督にあらず”という言葉もありますが、ご自身は箱根駅伝を走ったことがないことで、それが逆に“駅伝で勝つために何をするべきか”を学ぶ貪欲さに繋がったのだろうと感じました。まさに、お手本にしたいリーダーでした。

園長　三宅貴之