園長コラム

2024.01.09

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

本年も子ども達をはじめ、保護者の皆様や職員、本園に関わる全ての皆様のご健康とご多幸を心よりご祈念いたします。令和5年度を締めくくる3学期が始まりますが、充実した時間を過ごせるように力を尽くしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

又、石川県能登地方を震源とする地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。私も、実家が石川県にある友人に急いで連絡をしたのですが、2日以降に帰省する予定だったようで、ほっと胸を撫でおろしたところでした。ご家族も無事でいるようです。こういった震災等が起こったときに、その地域に親戚や友人など、自分と関係する人がいるかもしれない!と感じると、どこか遠くで起こっている出来事にはなりません。「被災された方の中に自分の身内がいたら・・・」と考える想像力が大事なのだと改めて感じたところです。発生から数日経過してもなお全容がまだ分からないという状況ですが、被災地の皆様が1日も早く元の平穏な生活に戻ることができるよう祈っています。

さて、昨年末には幼稚園部の生活発表会が行われました。

前回同様、年少組と年中・年長組の2部制に分けて開催しましたが、いかがだったでしょうか。あの大きな舞台と沢山の観客の皆様からの拍手をいただいたことで、子ども達も充実感と達成感を十分感じてくれたものと思います。又、12月にインフルエンザを始めとした感染症が流行したせいで、参加できなかったお子さんも一部いらっしゃいました。年少組・年中組の子ども達はまた来年度の生活発表会を楽しみにしてほしいですし、最後の発表会であった年長組は、園内に保護者をお招きして演目を披露する機会を作りますので、どうぞお越しください。当日、会場整理をしていただいたPTA4役の皆様、一役の皆様、沢山の拍手を送っていただいた皆様、ありがとうございました。

そして、前回の園長コラムでは、職員へのエールも書かせていただきました。

それって職員間の内部で伝えればいい話じゃない?と思われた方もいらっしゃったかもしれませんが、このメッセージには私や前園長(現副園長)のある考え方がとても影響しています。私達は、幼稚園という場所を、“先を生きる”先生という立場の人がいて、子ども達を成長へ導いていくという単一の機能だけを果たすところだと考えていません。入園のしおりに書いてあるように、幼稚園とは“子ども・保護者・職員が生き方を磨き合う場所”だと思っています。最初の発信者はもちろん職員でしょうが、そこに関わる皆さんが刺激を受け、良い影響力を与え合い、共に成長していくことに幼稚園が果たす大きな役割があります。その意味で、舞台の上だけを見ても分からない若手・中堅・ベテラン職員の努力・苦悩・葛藤・ハプニング・フォロー等々がありましたが、それぞれの職員が最後までやり抜いてくれ、素晴らしいチームワークを発揮してくれました。子ども達だけでなく、職員も大きな自信を得ることができた生活発表会でした。3学期も子ども達と共に大きく成長していってほしいと思っています。

園長 三宅貴之

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