園長コラム
ご入園・ご進級おめでとうございます
本園にご入園いただくご家族の皆様、誠におめでとうございます。そして、昨年に引き続き、進級されたご家族の皆様、ご進級おめでとうございます。今年度も皆様とこういったご縁をいただき、子ども達のために共に力を合わせていけるパートナーと巡り合えたことを大変うれしく思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
1日からは本園で初めての集団生活をされるお子様も登園されております。
職員達は涙する子ども達を受け止め、ここが安心して過ごせる場所だと感じてもらえるよう、あの手この手を使って対応しています。おやつを食べ、遊んで、お昼ご飯を食べ、お昼寝をし、遊んでいる内にお迎えが来てくれる。そういった見通しを持てるようになると、不安なく幼稚園での生活を楽しんでくれるようになるはずです。
私はこの“のびっこ便り”の園長コラムの中で、今わたしが考えていることや感じていることをお伝えしていきます。多様性の時代の子育てにおいて、万人に当てはまる“正解(やり方)”というものは存在しないような気がしますが、“スタンス(あり方)”については共感し合える部分があるのではないかと思っています。皆様が子育てについて考えるきっかけとなるような、そして、琴線に触れるお話ができればと思っています。
今回ご提案したいお話は『子育て友達を作ってみませんか』です。
先月には年長児が無事卒園していきましたが、涙々の卒園式となりましたし、昨年度は保護者の繋がりの強さという意味で、忘れられない1年となりました。PTA活動を中心にして、コロナによって一度分断された子育て家庭同士の繋がりを見事に復活させた方々でした。
子育てというのは、親御さんと子どもさんという単位を基本に行われる営みですが、そこに祖父母や親戚、従兄弟・従姉妹が加わってくると、その営みが穏やかで豊かなものになっていきます。それに加えて、子育てを通じた友達がいると、さらに心強いものになっていきます。親しくなれば子育ての悩みなども相談することができるかもしれませんし、こういう悩みがあるのは「うちだけじゃない」「私だけじゃない」そう思えるだけでも心が軽くなっていきます。もちろん、「親しき仲にも礼儀あり」ですし、考え方や価値観の相違がある場合もあるでしょう。そういったことも含めて上手に距離をとりながら人付き合いをしていくことも保護者として良い経験になるかと思います。我が子からよく名前を聞くお子さんがいれば、参観日のときにその保護者の方に話し掛けてみてはいかがでしょう。本園には保護者同士でも“あいさつ”を交わし合う文化があるので、そういった意味ではお知り合いや友達を増やすことのハードルがとても低い幼稚園です。まずは“あいさつ”から始めてみませんか。
園長 三宅貴之
資料請求・お問い合わせ
資料のご請求・ご見学については、下記からお気軽にご連絡ください。
お返事には数日かかる場合あります。
公式LINEのチャットからの問い合わせをお勧めいたします。