体験の価値は振り返りから

今年は49年ぶりに沖縄より早い梅雨入りとなりました。

しかしながら、雨ばかりの毎日というわけでもなく、みんなで朝から体操やマラソンをして１日が始まっています。しっかり身体を動かして汗をかき、部屋に戻って少しクールダウンをし、それぞれのクラスで保育活動が展開されています。今週の始めには園庭にプールも登場しました。梅雨の晴れ間を狙って、プール遊びも楽しんでいきたいと思います。

先週末には春の遠足がありました。保育園部はお弁当日に、年少は園内で、年中は公園へ、年長組は地引網体験に行ってきました。夏の暑さが年々厳しくなっておりますが、台風等の気象条件も考慮し、今年度より年長組は春の遠足で地引網をすることにしました。とても過ごしやすい天候の元、誰もいないビーチでの活動でしたが、5月の海の水はまだ冷たくて、この時期の海辺で遊ぶ経験も中々良いものだと感じたところです。子ども達は漁師さんの話をしっかりと聞き、張り切って網を引きあげ、触ると危険な魚がいないかをじっくりと見て、素手や網を使って魚をつかみ取っていました。ドキドキしながら初めて生きた魚に触れた子もいたようですし、美味しいお弁当と一緒にお味噌汁としてしっかりといただきました。漁師の方、毎年お手伝いくださる保護者の方、そして、美味しいお弁当を作ってくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

さて、5月のＰＴＡ総会にて、保育の中に新しいアプローチを取り入れていくというお話をさせていただきましたが、もう少し具体的なお話をしたいと思います・・・

園長　三宅貴之