園長コラム

2026.02.14

強さと優しさと

ここ数日は穏やかで暖かい日が続いています。

17時頃には真っ暗になっていた園庭も、18時頃までほんのり明るさが残っています。まだまだ春は遠いですが、園庭で子ども達が遊ぶ姿に元気をもらえる毎日です。

さて、先日の日曜日に幼稚園部のスポーツフェスタが開催されました。

おそらく園創立以来初になる“冬の運動会”。会場の寒さも吹き飛ぶ熱戦と、子ども達や保護者の皆様の笑顔の中で無事に終えることができました。12月の末の生活発表会を終えてから、新年が開始されての練習の日々。“きちん出来る姿を見せる”というよりも、この1年で成長した自然な姿を見ていただくという意味合いの方が強かったように思います。

開会の挨拶でも申し上げましたが、短い練習期間の中にも様々なドラマがあったようです。

私自身はその中に子ども達の成長を感じていたのですが、同時に、そのように一見すると少々辛くて、悔しくて・・・という経験を我々は保証出来ているのかな?と考えることがあります。世の中の風潮として、そういった感情を子ども達に抱かせること自体が良くないことなのではないか、と考える方々もいらっしゃるようです。

以前のコラムで、レジリエンスやグリットという力を紹介しました。そういった力を身に付ける上で、最初に抱くのはおそらく負の感情で、少なくとも胸がザワザワしたりギューッとなるはずです。そして、その時に立ち向かうのか諦めるのか、どちらの態度でその物事に立ち向かうのかは、おそらくその後の人生に大きく影響するんじゃないかと思っています。又、優しい大人はきっと同じような辛い経験もしている人で、だからこそ同じような経験をしている人の気持ちを受け止めて寄り添えるのだと思います。昭和世代の私などは、多少の理不尽があっても、その中に希望を見出し、気合と根性で乗り越えるという生き方をしてきましたし、今を生きる子ども達にそんな経験をしてほしいなどとは思いません。でも、本当の優しさ・強さはそういった負の感情を乗り越えた先にあるのではないか、この激動の時代を皆んなで乗り越えていく時にこそ、必要な力なのではないか、と考えてしまうのです。もちろん、“喜怒哀楽”の中の“喜”と“楽”の中に幼稚園生活はあってほしいけれど、“怒”や“哀”という感情も、生身の人間として排除してはいけないんじゃないかなと。

リアルに社会生活を営んでいらっしゃる保護者の皆様はどう思われるでしょうか。

3月に行われるご意見箱で皆様のお考えを教えていただけますと幸いです。

さあ、寒い2月が訪れますが、子ども達は元気いっぱい遊んでいきますよ!

園長 三宅貴之

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