園長コラム

2026.07.17

心と身体を前に動かす

曇りがちな毎日ですが、晴れ間が訪れると、いよいよ夏がやってきたことを感じさせてくれます。例年通り、終業式間近には梅雨明けしていくのでしょう。ここ数日の間にも、厨房の工事が終わったり、年長・年中組は祝子川に遊びに行ったり、お話宅急便の皆様が来てくださったりと園内はとても賑やかです。元気いっぱいな子ども達とこの暑い夏を元気に乗り越えていきたいと思います。

さて、少々遅くなってしまいましたが、7月号の園長コラムを掲載したいと思います。厨房の工事のお話もさせていただきましたが、これはまだ第1弾で、第2弾も控えております。ミマモルメも試験運用中ですし、8月には保育室の改造も予定しており、個人的にはなかなか多忙な日々を過ごしております。そんな中、ようやくスポーツフェスタのお話を保護者の皆様と共有できます。

台風が心配されましたが、無事に幼稚園部のスポーツフェスタが開催されました。

はじめての6月開催。例年より4ヶ月早いということで、内容にも変化がありました。先生方も、4ヶ月という時間で子ども達にこういう力が育っていたんだなと感じたことでしょう。又、6年ぶりに「あわてずに GO!GO!」も復活しました。大人達の“本気”を見ることが出来て盛り上がりましたし、子ども達にとってとても良い刺激になったことと思います。熱い戦いにご参加いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

そして、今年のスポーツフェスタも本番だけでなく、練習の時からいろんなドラマがあったようです。担任達の記録を見ると、ひとりひとりの子ども達が毎日過ごす時間の中で意欲が高まったり、刺激をもらっている様子がよく分かりました。開会の挨拶でもお伝えしましたが、年少組は親子で楽しんでいただくというコンセプトで、年中・年長組は勝負にこだわりを見せてくれる学年ということを考慮に入れています。勝った・負けただけでなく、何位だった、何本とったという数の概念も獲得し始めます。かけっこでは1位だったのに、ポテトりでは3位だった。それは楽しくない、どうすればいいんだろう?みんなで力を合わせなくちゃいけない。でもどうやって? そんなことを考えながら、みんなで話し合いながら、実際にやってみて学んでいきます。でも、大事なことは結果ではなく、一生懸命がんばるという感覚を身に付けることです。上手に言葉にすることはまた子ども達にはできないけど、どんな気持ちだったのか、どんなことを考えていたのか、どんな景色が見えていたのか、どこにどんな風に力を入れたのか、そして終わったあとのすがすがしい気持ち。この感覚が運動会に限らず、長い人生の中で出会うであろうプレッシャーを感じる他の場面でも生きてくると思っています。たとえ困難なことが訪れたとしても「エイ!」と力を入れて、心と身体を前に動かすことができる、そんな大人になってほしいと思っています。

園長 三宅貴之

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